暴走する胃袋を披露するのもいい加減恥ずかしいかも…なんてちょっとだけ思ったりもしたのですが、超いまさら!ってことに気づき、恥じらいは捨てました。あははっ。
右も左もわからない中目黒駅に降り立って、改札前にあった地図で目的地の確認していたところ、お隣に来たキャスターバッグを転がした2人の女性。手にした紙にはプリントアウトされたポタジエまでの地図。おお!ラッキー!付いて行っちゃおっ☆
つかず離れずで彼女たちを後ろに確認しながら歩いていったら……迷いました。しかも、気づいたら、キャスターバッグ嬢たちは消えているし。(泣)
仕方ナシに携帯で地図検索してみると、駅を挟んで真逆に進んでいたんですけど?どーゆーことよ!?
教訓。見知らぬ人をたよるな。頼るならコソコソせずに堂々と声をかけよ。
店にたどり着いてみると、その前には長~~蛇の列!
さすが、5月1日のVシュランで紹介されたばかりだけのことはある!(それ以外にも、がんがんメディアで取り上げられているけど)
take away も eat in も同じ列にならんで、カウンターで注文時にその旨伝えるというスタイル。おとなしく列最後尾に付いて配られたメニューのコピーを眺めている間にもみるみる行列は伸びていきます。すごいなぁ!
待つこと40分くらいでしょうか。ケーキを食べるためにこんなに待ったのは初めてかも。30分待ちの
キルフェボン銀座店の記録を更新しましたよ~。
こんな大にぎわい故、メニューにあったケーキは全種そろっておらず、ショーケースにあったのは6種程度でした。ガラス越しに見える調理スペースでは、スタッフフル回転!って感じで作業をしていましたが、全然焼き上がりが追いつかない様子です。
まぁ、ワタクシが食べたいと思ってたケーキ(=モリタさんが召し上がったもの)はちゃんと存在していたのでヨシってことで。
いただきましたのは2種。グリーントマト・ショートと、的場のアニキいわく「にんじんさんのケーキ」こと、キャロットチョコフランです。
一番人気だというグリーンショート・トマトは、小松菜を混ぜ込んだスポンジっを生クリームでコーティングしてトマトのスライスを挟んだもの。生クリームにトマトって……って、想像すると不気味なんですけれど、食べてみれば「なくはない」です。ってことは「あり」なのか?と言われれると、う、うーん~~。
しっかりトマトの味はするんですけれど、生クリームの甘みが思いきり押さえてあるので、ふたつが合わさっても違和感がなく、小松菜の青っぽさをほんのり感じるスポンジが中和がさせてくれているというか、なんというか。上手くは言えないんですけど、とにかく「なくはない」と。トップに飾られたミニトマトはちょっと酸味が強すぎて、囓ったとたん顔がみゅぅぅ~って中央に集約されてしまいましたよぅ。
キャロットチョコフラン。的場のアニキはにんじんさんがお嫌いだそうだけれど、ホワイトチョコと合わさったこの味は「おいしい!」と言っていましたね。私は逆で、にんじんは好きだけれどホワイトチョコが苦手。(ふつうのチョコは大好きです!) なので、にんじんの自然の甘みが加わっってホワイトチョコのクセのある甘みが緩和されているこのケーキは無問題! どっしりと重みのある甘いフィリングと周囲のココアタルトのほろ苦さはよくあっていると思います。
ポタジエでは、環境に配慮して間伐材を使った木のフォーク&スプーンを使っているのですが、これが少々軟弱で、キャロットチョコフランのタルト生地に突き刺したらあっさり折れました。うむむ。
アドカボレアチーズも味見させもらいましたが、これは普通に想像できる範囲のお味。レアチーズの上にアドカボのスライスがのっていて、レモンのゼリーで上部が覆われています。奇抜な感じもなく、ごくごく当たり前のおいしさ。
すごく研究している感じも伝わってくるし話題になるのもわかるのですが、正直、1度食べればいいかな~って感じです。食べていないアイテムはまだまだあるけれど、なにか特別な理由がない限り、たぶんリピートはしないだろうなー。
続きましては、翌日訪れた羽付餃子の店、蒲田にある歓迎(ホアンヨン)。
こちらは、Vシュランがゲスト接待スタイルだったころにも紹介されていて、ずーっと気になっていたのでした。さらに、『B級グルメ大賞スペシャル』の餃子部門でも1位になっていましたし。
なんでこんなに立派な建物が必要なんだ??って疑念を抱かずにはいられない大田区役所を右手に見ながら進むと、すぐに見つかった赤い看板。あー。ここかぁ。ここなんだぁ。
順番待ちが1組いましたが、回転が速いので待つともいえないほどの時間ですぐに席に着くことができました。
店内がね~。なんか香港なの。台湾好きの方は「台湾」と思うだろうし、中国好きの方は「中国」って思うような、とにかく日本の店とは雰囲気の違う、庶民的で雑多な感じにホッとしちゃう~。あ、でも衛生面はちゃんとしていましたよ。床もテーブルもちゃんとキレイにされていました。
周囲の人が何を食べているのかぐるりと見回すと、当たり前のようにどの人の前にも餃子が置かれていました。そうか、そうか。やっぱりそうなんだ。
ってことで。羽付餃子2人前!
薄くてパリパリの羽が付いてますよ~。食感があるんだかないんだかくらいで口の中でなくなっちゃう羽です。わーい!
『B級グルメ大賞スペシャル』では、柳原可奈子がブシューッ!ってやっちまってましたが、こちらのこの餃子、ホントーに小籠包のごとく中からスープが飛び出してくるんですよぉっ! 私ももちろん、ブシューッ! ああ、もったいない。でも、ひとくちでは食べられないから仕方ない。ええい!ブシューッ!ええい!ブシューッ!
持参したポケットティッシュ、使い果たしました。
皮はもちっとしているけれど厚すぎないのでとても食べやすい!これならいくつでも食べられちゃいそうな感じです。具はよーく練り混まれていてとっても口当たりがマイルド。ニラがタップリはいっていました! 焼くためにかなりの油を使っているのでしょうけれど、その油までも味として計算されたような具で、すっごくおいしい!! そうたくさんあるわけではないのですが、今まで食べた焼き餃子の中で、ダントツで
No.1です。
うふー。Vシュランで一目惚れしたあのときからの思いが、満開に花開いて激しくうれしい!ここはまた、わざわざでも食べに行くでしょう!
レジのところに飾られていた『B級グルメ大賞スペシャル』ロケ時の記念写真。店員さんたちと写真に収まっていたのは、みごとにブイさんたち
以外でした。徹底してんなぁ~(笑)
Vシュランでは1位だったけど、私はダメだ……のラーメンは、また後日。
って、まだ食べんのかいっ!!!
今度は同じく中目黒の1904のケーキが食べてみたいな。歓迎の餃子のあとに。