痛みに負けて思考回路がショート気味のときにブログの更新なんてするもんじゃないですね。「生理痛」とか思いきりストレートに書いちゃって…。一夜明けて「やばっ!」と思って修正しようとしたら、exciteメンテナンス中だし。手が入れられないまま夜となり、その間ずっと晒されてたんだからもういいや!と。
は~ん。恥ずかしいよ、まったく~。
香港滞在4日目。明日は早朝出発のため、実質最終日。
こなさねばならぬミッションに午前中を費やし、銅鑼湾へたどり着いたのはもうお昼も過ぎた頃でした。まずはこれぐらいの時間からにぎわう
渣甸坊(ジャーディンズクレッセント)へ行って、日本ではお高いあの材料を仕込まなくっちゃ!!
と、人混みをかきわけたどり着いた手芸材料店。天井からつるされたレースリボンやらフリルやらが安い!どんなデザインにするかはまだ決めてないけれど、目に付いた物をいくつか買っておいても損はあるまい。
私がこんなものを買うとなったら使い道はただひとつ! はい。うちわの材料です。羽なんて、日本で買ったらいくらするんだろ? ここでは、2メートルくらいの長さで25ドルでした。深水[土歩](サムソイポー)に行けばもっとやすいのだろうけれど、そっち方面を回る時間がないのでここで手を打ったと。
しかーし、新しくうちわを作り直したとして、それを使う機会はいつやってくるのだっ?(情報待ちでイライラ~)
時間も時間でお腹も空いたので、目指すは徳昌ととに私のホームタウンならぬホームヌードルショップだった
新記。
徳昌ショックが尾を引いて、ここも味が変わっていたらどうしよう~とドキドキしつつ入店しました。
食事時とは時間がずれているにも関わらず一番奥のテーブルにふたつ空席があるのみ。これなら一安心かも~って盛況っぷりです。
オーダー票を1枚ひっぺがして、アレも食べたしコレも食べたしと頭を悩ませていると、おにーちゃん2名が、残り1席のスペースに別のところから持ってきたイスを押し込んでならんでお座りになりました。相変わらず密着度の高い店内ですこと♪
結局、猪大腸(豚の大腸)、カレー魚蛋(カレー味のフィッシュボール)、通菜(空芯菜)と毎度おなじみのトッピングになってしまいました。でも、この組み合わせに蘿蔔(だいこん)を加えるのがMy Bestなんだもん!
今回大根を抜いたのは、この後に食べたいものがあったから。ちょっとお腹にスペースを空けておきたかったからです。
麺はやっぱり粉糸(春雨)。プラスチックの箸ではツルツルリンとつかみづらいけれど、ソコを格闘しながら食べるのもまたうまみのひとつ。ただ、おにーちゃん2名の登場により、テーブルがせまくなり、格闘の結果、ひと様の範囲までしずくをまき散らすことになっちまいましたが~。
「清湯」「麻辣」の2種のうち、「麻辣」を選ぶと具の上にどんと、オリジナルの辣醤をのせてくれます。これが辛い! 清湯だとものたりないので、オーダー票の「麻辣」の上に「少少」と書き加えて頼むのですが、そんなの見ちゃいなくて、定量の辣醤がどん! 辛いか辛くないかのどっちか!っていう潔さもまたここの魅力なり。
潔さとジャンクな具のラインナップ、そして味も変わってなかったです!よかったよかった~! 厨房前に店内の様子がうかがえるモニターが設置されて、ほんのちょびっと近代化された様子も見られましたが、基本まんま。ああ、よかったよかった。
2時半を過ぎのサービスタイムに訪れたので、具3種のせ凍檸茶付きで32ドル。お得に大好きな味を楽しませていただきました☆
さて、お次!
蘿蔔を我慢して空けたスペースに入れたかったのは、人和荳品廠の豆腐花! 売り切れていなかったら、あずきをかけた紅豆沙豆腐花がいいなぁ~。と、一目散に進むこと3分。あった。あった!
あれ。おばちゃんが煎豆腐を作っていた店頭の鉄板の上が物置になってる…。まさか、魚肉煎醸豆腐はもう食べられないんじゃ…。
と、心配したのは私だけではありませんでした。後から入ってきたおじさんが、「あれ?なくなっちゃの?」みたいな感じでたずねています。お店のおばちゃんの返事は、「厨房の中に新しい焼き台を作ったのよーん」とのこと。よかった。今日は食べられないけど、また今度食べたいもん。メニューから消えてなくて、ホッ。
紅豆沙豆腐花も売り切れてなくてちゃんと登場しましたよー。ふっくら柔らかで甘さ控えめなあずきがたっぷりかかった、ふるふるの豆腐花。つるりとひんやりとほんのり甘い。癒されるわ~。
なんでしょうねー。豆×豆っていう単純な組み合わせなのに、この深~い癒し。この味に「はぁ~ん」となれる人種でよかった。よかったよ、まったく!そして、満腹!
この日の夕食は火鍋。そのあと……。ほぼ徹夜となった最終日はまだまだ続く~。
地価激高騰の銅鑼湾で、新記のあるエリアが再開発の波に飲まれませんように(祈)