先月行った
恵比寿ウェスティン東京のスイーツビュッフェ。
そこで話題に上っていたのが、メイドカフェ、執事カフェ、そして男子校カフェ。
好奇心の旺盛な3人なので、満場一致で「行ってみたいよね~!」
そして、3つの中でも最も新しいといえる
男子校カフェなるところに
「行っちゃう!?」と。
ネット予約だと、なんと2週間前申し込みと。しかも、ランチタイムで1時間半、カフェタイムで1時間の時間制限付き。なんとお高くとまった男子校。そりゃ期待が高まるってもんじゃないの!!
エントリーから2週間。いよいよその時を迎えた女子3人。もとい、腐女子3人。
カフェタイムに向かうは、エーデルシュタイン高等中学校。
コンセプトは、
マンガの世界から抜け出したような、美しい男子校。
良家の子息が集うミッション系中高一貫の寄宿校。萩尾望都か!竹宮恵子か!

「美しい男子校」のわりには地味~なビルの階段を上がり(笑)、飾りひとつないどっしりとしたドアをノックします。
「どうぞお入りください。」
でたーっ!!オリーブグリーンを貴重にしたチェックのパンツ、白のワイシャツにグリーンのネクタイ。胸ポケットにはエンブレムが光っている制服を身につけた、
男子校生!!
……のわりには、ちょっとお歳を召した感が(笑)
お顔は、某ナビのデザイナーくんにちょっと似ているような似ていないような…(って言ったって誰もわからんて!)
私たち客は、学校関係者が「学校のサロン」に遊びに来たという設定のため、入室証にサインをし、規約を読み、そしてやっと席に着けるのでした。
お料理以外は撮影禁止でしたので、以下、生徒くんや校内の様子は、テキトーに妄想しながら読んでいただけるとうれししゅうございます。
ダークブラウンを基調としたシンプルヨーロピアン調。廊下にアップライトピアノ。反対側の窓際にはギターが飾られています。席は20席程度のこじんまりとしたサロン。そこにつどうは、当然のことながら女子ばっか。(男子校のサロンなのに…笑)
席に着くと、ボブ系ヘアスタイルの小顔な生徒くんがメニューをもってやってきてくれました。日替わりメニューもあるため、メニューをもってくるだけでなく、黒板にチョークで書かれた「本日のメニュー」の説明もしてくれます。あくまでも「生徒」ですから、説明はたどたどしく、カミカミでなにを言っているか不明な点もなきにしもあらずですが、ま、生徒ですから。従業員ではありませんから。(←セルフ洗脳中)

私は、定番メニューからザッハトルテを。「コンセプトはともかく、スイーツはおいしい」の評判どおり、外はパリパリのビターチョココーティングで中はしっとりスイートチョコのスポンジ。目新しさはないものの、ちゃんとしたケーキでしたわよ。
友人たちは、本日のメニューからアップルタルトとガトーショコラを。ちょっとずつ味見させてもらいましたが、どちらも「きちんと作ってます」という、誠実なお味でした。

セットの飲み物は、本日の紅茶からアールグレイを。ティーポットもカップ&ソーサーもオリジナル。バラをモチーフにしたんじゃない?って感じの凝った形です。で、見て見て!カップの底にも「ES」の学校ロゴが書かれてる~。
と、突然店内に響くピアノの音。貧血で倒れちゃうんじゃなかろうか?ってくらい血色の悪い生徒くんがあざやかな手つきでピアノをひいています。後ろのテーブルの方がお誕生日のようで、「HAPPY BIRTHDAY TO YOU~」と生徒くんたちがピアノにあわせて合唱しながら、お祝いのケーキをテーブルに運んでいます。店内、もとい学内サロンにつどう関係者一同、拍手でお祝い。おめでとー!
サービスケーキのほか、生徒くんたちに囲まれての記念写真撮影(ポラロイドで即プレゼント)もあり、ふむふむ。ここは、誕生月に来るとオイシイと。メモメモ
ほとんどが予約しての訪校のため、一定の時間を過ぎると生徒くんたちもお給仕の手が離れます。すると、窓辺に座って物憂げに本を読むポーズをとってくれたりするわけです。あくまでも観賞用にポーズをとってくれるわけなんですが、目の端にその姿が映ると笑っちゃって。腐敗しきれていない腐女子なもんで、そういうナルシスちっくなものは消化しきれないのよぅ~。
そばのテーブルでは、さっき受付をしてくれたナビ生徒くんに「何年生ですか?」とか聞いているし。耳をそばだてて聞いてみたら、答えは「2年生です」と。ってことは、17歳??……が、がんばれば見えなくもない。見えなくもないと思いたい。
制限時間1時間なんて、セルフ洗脳とスイーツ堪能とナルシス耐えであっという間に過ぎてしまいます。
「そろそろお時間です」
と、声をかけてきたのは、眼鏡姿がヨロッったヨン様っぽい御仁。制服ではなく、スーツをお召しです。ってことは、先生?責任者っぽいから校長先生??
お会計を済ませ、席を立つとドアまで案内をしてくれたヨロったヨン様。
「この学校はいかがでございましたか?」なーんて、聞いてくれちゃったりしたので、好奇心を抑えきれず、私からもインタビュー!
「校長先生ですか?」
「いえ、わたくしは、ただの教師です」
「ほほぅ。ご担当の教科は?」
「
3年生の政治経済を担当しています」
ほえーっ!そんな細かい設定までちゃんと決まっているんだ~!
「またのご来校をお待ちしております」との3年政治経済担当ヨン先生の言葉に見送られ、エーデルシュタイン高等中学校を後にしたのでありました。
んで、ココまで読んでくださった方が、一番気になるところであろうポイント。
生徒たちも萩尾望都や竹宮恵子系だったのか?ハッキリ言おう!
NO!(笑)
でも、はじめてのそっち系異空間は楽しかったわよん☆
興味のある方は、
こちらで詳細をチェックくださいませ~。
生徒より教頭の方が萌えると聞いたのだが、当日は不在。出てこい~!教頭~!