「どこに行きたい?」と問われて、自ら「満福楼!」と答えたくせに、この格好ってどーよ?という超カジュアルスタイルで満福楼に到着。予約してあるという名を告げると、恭しく席まで案内されました。その席とは……
過去、私が行ったときは、眺めのいい窓際席は喫煙席だったため、窓から遠く離れた席に通されましたが、全レストラン内禁煙の法律が施行されたので……
今日は
窓際っ!!!

ビクトリア湾の眺めと先に到着していた友人たちに「おかえりー!」と迎えられて、早くも感激でございます!
おしゃべりが止まらず、うっかりオーダーすら忘れてしまう状態ではありましたが、まだお茶すら出ていないことに「はっ!」と気づいた一同。決めるとなったら真剣に決めますわよ。
ここに来たら!の叉焼。保仔飯は梅菜でよろしく!お昼だけの点心もプラスしてね☆
ということで、お食事スタート。叉焼の有名どころいろいろあれど、場のレベルからして滅多に食べられない満福楼の叉焼は、なんかもうテーブルにのっただけでおいしいです。蜜の甘みと柔らかいお肉。脂身の割合もほどよくて。ああああ、白飯持ってきてちょうだいっ!
点心は、蝦餃子、春巻き、生煎飽。どれもお上品です。テーブルに添えられていたXO醤がとても美味なので、どれもこれにもつけてみたくなってしまうとんちんかんな私をお許しください。半分はそのままいただいて、半分はXO醤つけ。おいしいよぅ。

友人推薦の咕老肉。酢豚です☆ 外はカリカリ中ジューシー。どっかで聞いたフレーズそのままです! あんは程良い酸味ととろみで、すっごく食べやすい。揚げ物なのに、ガンガン行けてしまいます。
注文を受けたから蒸すために、少々時間がかかる
保仔飯。ついにキターっ!!

冬の風物詩の保仔飯ですけれど、こちらでは1年中食べられます~。お値段も街の価格とだいぶ違いますが~。
土鍋タップリの梅菜肉餅保仔飯。お上品~!と言いたいところだけれど、見た目は街の保仔飯とかわらんぞ。
んが!!お味はやっぱりお上品でした。滑らかなお肉は、モチモチしているのにぽろりと崩れてそぼろになります。混ぜ物が少ない証拠ですねっ。そのお肉の食感の合間にシャキシャキと感じる梅菜。あまり酸味は強くなくて、甘しょっぱいけれどさらりとしたタレがよく合います~。
お茶碗を空けると、テーブルスタッフが「おかわりは?」と聞いてくれます。土鍋はテーブルではなくサイドテーブルに置かれてiいて、テーブルスタッフがサーブしてくれます。これまたお上品~。
「お上品」といいながらも、ガツガツと3膳いただきましたが、何か?

恋しくて仕方なかった芥蘭も、とってもお上品なお姿で登場。清炒でお願いしました。ガーリックの風味も塩気もいい塩梅。茎のボリボリ感もとっても好み♪ おいしーっ。なんで、これが日本で容易に食べられないのかなぁ~。
えー。世の中では、KY的略語で、「AB」というものがあるとか。
意味は、「甘い物j別腹」。おお。なんと嘆かわしい日本語の崩壊…。
保仔飯でものすごーくお腹が張ってますが、そこはホラAB。(←すぐに使うヤツの方が嘆かわしい)

燕の巣入りのココナッツゼリー椰子糕とマンゴーのおだんご芒果糯米滋。椰子糕はひんやりしていてツルリンと気持ちのいいのどごしです。燕の巣様、明日のお肌はピカピカでよろしく! マンゴーのおだんごはやわらかーいお餅の中にマンゴーがコロン。シンプルだけに作りたてが命のスイーツですよね~。
満福楼の昼どきはいつもそうなんでしょうか?周囲はビジネスランチのサラリーマンばかり。カジュアルな私、やはり浮きまくり。TPOをわきまえないヤツですみません! しかも、なんとご馳走になってしまいましたっ。。Hさーん、Iさーん、ごちそうさまでした!
友人たちとはここでバイバイの予定でしたが、急遽夕食にもお誘いいただき、太子のホテルに一度戻ってから、再び海を越えたのでありました。

お招きいただいた夕食の後、徳昌の失意に打ちひしがれて歩いた朝と同くのビクトリア公園を横断。雨上がりの夜景がキレイ。濡れたグラウンドでも元気にサッカーしています。
楽しい昼食夕食で朝の失意なんか忘れちゃったけれど、このルートを来たらお腹いっぱい絵も行かねばならぬ定番のお店がある~。お腹いっぱいでもABだし。(←嘆かわしすぎる…)!

向かうは満記甜品。平日でもやっぱり順番待ちになってます~。とはいえ、こういうときに融通が効きやすいのがおひとりさま。「ひとりなんだけど~」と声をかけたら、大テーブルにぽつんと空いた1席に案内されました。どーでもいいんですが、そこのねーちゃん&にーちゃん!甜品屋さんの順番待ちで、びちーっと抱き合うのはやめなはれ!
←コレコレ こちらでは正統派にマンゴープリンをいただきます。よしよし。変わっていないな。果肉がゴロゴロでおいし♪ いつもココのマンゴープリンを食べるたびに悲しくなるのは、側面が波打った入れ物で作られているので、その波にハマってしまったプリンがすくい取れないこと。指ですくってなめよっか。なんでもありの香港だから許されるか。でも、人前でそれはいくらなんでも恥ずかしいか。
葛藤の末、やはり勇気出ずで指を引っ込め、変わりに20ドル札を店員さんに差し出したワタクシでした。
曇ったビクトリア湾にスターフェリー。いちばん香港らしい景色だったなぁ~。