どーも。どーもどーも。ただいまです。香港より戻りました。
変わっていないようで微妙に変わっていた香港でした。さんざんお世話になった、銅鑼湾そごう横断歩道前の小食の店が、美珍香に変わってしまった驚きよ…。
ちょいとまたバタバタした日々が続きそうなので、一気にup!って訳にはいかない気配なのですが、ぼちぼちと香港でのできごとなどを語っていきたいと思います。よろしくおねがいしまーす!
いや、なかなか笑えました。ノースウエスト航空。豪快なのはアメリカンCAじゃなかった。だれよりも豪快で横柄で高飛車なのはジャパニーズCAでした。わっはっは。
隣席のおじさんには日本語で対応するクセに、私には徹底的に英語対応で挑んでくる。さっき私が日本のパスポート出したの見てただろ!? 非常口席だったもので、離陸時着陸時は向かい合わせに座るハメになるわけだけど、同僚中国人CAに「I'm tired」を繰り返したかと思ったら、大あくびの末 「 I'm sleepy~」だって。目の前にいる私は一応客なんだけどねぇ。でっかいチャームの付いた指輪の4個づけが許されるのもアメリカ系だからなのかなぁ。あの指が目の前にガッ!と差し出されるとほぼ凶器なんですけど。凶器付きの手で「オラよ~」と与えられたゴハンはエサだしさ。でも空腹に負けて食べちゃった虚しさよ…。
まぁ、往復で19800円だからね。なんでもいいんだけどね。「アジア系航空会社のCAってなんて可愛らしいんだ、それが例えどんなオバサンであっても!」と、思いを改めたフライトでした。
しかも、成田の原因不明の大混雑で出発が遅れ、香港着も30分遅れましたねぇ。いいんだけど。19800円だから。あ、でも燃油サーチャージ+空港税も約7000円とられてるんだった。
翌朝は8時半に銅鑼湾そごう前にて、別途レスリー・チャンのメモリアルコンサートのために香港入りしている
ONE DAYのkadoorie-aveさん(小野寺光子さん)と待ちあわせ。ベッドに入る前に気合いを入れて翌朝の準備をしたのですが、目覚めたらどういう訳かオクトパスが行方不明。100ドルチャージしたばかりなのに…。しかも、スイカを入れて愛用しているコーチのパスケースに入れ替えたのに…(←こっちのほうがイタイっ)。部屋にブラックホールでもあるのか?誰か進入したのか?ってな「とんだハプニングゥ~」でパニくったもので、予定していた朝食を食いっぱぐれました。わーん!(大泣)
結局見つからなかったオクトパス…一体何が起こったのだろう…しかしながら、前夜エサのような機内食しか食べていなかったため、空腹に耐えかねて茶餐廳でテイクアウトした火腿煎蛋三文治(焼いた玉子とハムのサンドイッチ)と奶茶(香港式ミルクティー)をモグモグしながら待ちあわせ場所に登場するという失礼をこいたワタシクシ。光子さんに開口一番「中国人かと思った…」と言われる始末ですよ。oh~。すみませんでした。
さて、光子さんとお友達のSさんとご一緒に向かうは香港島の有名ビーチ、石澳(せっおー)。「ボーッとくつろげる香港」を探していらっしゃる光子さんにお勧めした、私のまったりポイントなんです。とはいえ、目指すはビーチそのものではなく、その周辺の漁村。
香港ブログでもご紹介した、人工的な雑音のしないこじんまりとした村をトコトコと散歩しよう、っていうのが目的です。
ミニバスとバスを乗り継いで、到着しました石澳村。お天気もいまいちなので、「遊泳可」の旗が揚がっていても泳いでいる人は誰もいません。「石澳是我家」と胸に書かれたTシャツを着たおじさんがひとり散歩しているだけでした。そのTシャツ欲しいっす。石澳の住民であることのプライドが分かりやすく現れているそのTシャツ、私も欲しいっす。
ビーチでしばし潮風に吹かれたら、いよいよ漁村散歩。1本のメイン道路以外は車の入ることのできない細い路地ばかり。それぞれの家で育てている花々があざやかな色を見せてくれ、飼われている犬や猫がぼーっとした時を過ごしています。高層の建物が皆無なため、どこにいても空を感じることができるのがうれしい。
裏石澳ビーチまでぐるりと巡り、廃校になってしまった小学校がまだあることを確認してホッと一安心。前回訪れたときに、間もなく取り壊されてしまうようなことを聞いたので…。でも、門の前に置かれていた工具の諸々に嫌な予感がせずにはいられませんでしたが。
その日夕方のフライトで日本にもどる光子さんたちなので、駆け足の訪問となってしまいましたが、香港の「街」にはない時間が流れる土地でのひとときは、やっぱりいいもんです。かすかに聞こえる波の音と、風に漁業旗がはためく音と、猫の声しか聞こえない場所が、中環や銅鑼湾と同じ島の中にあるってのがいいですよね。離島じゃないんですよ。銅鑼湾そごう前から40分くらいのところなんですよー。
となりの席のおねーさんの肩を借りて爆睡する光子さんをうしろから眺めながら、ミニバスで筲箕灣(サウケイワン)まで戻り、中環へ行くおふたりと銅鑼湾で降りる私と、MTR車内でお別れしたのでありました。
そして、私はまた海沿いの街へ。
時代広場裏から赤柱(スタンレー)行きのミニバスに乗り、目指すは大潭(タイタム)。友人におねだりして American Club Tai Tam にてランチ予定です。
暑くもなく雨も降らず。厚めの雲がまたのんびりした街の味わいを深めてくれました。