おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に、こももさんは代々木へうちわ振りにいきました。レーザーの光が交錯し白いライトに照らされて浮かび上がった大きなステージに、どんぶらこ~どんぶらこ~と6人が登場し、歌い激しく踊り舞うその様に、こももさんは感激しきりで叫びまくったとさ。めでたしめでたし。
意味不明。すみません。
汗がしたたり落ちるほど暑かった9月28日にスタートしたV6のツアーも、吐く息が白く見えるほどに冷え込んだ18日で終了しました。この17日18日は、9月公演に申し込んだ人の中から、自動的に振り替えられた人、もしくは、わずかながらのプレイガイドでの一般発売で買えた人しかチケットを入手できず、しかも18日は岡田ずんいちさんのお誕生日。……このチケット争奪パニックは壮絶でした。今まで見た中で最も壮絶でした。原宿駅周辺に「チケット譲ってください」と書いた紙を掲げて立つ人も、私の経験史上最多の人数でした。
幸運すぎるほど幸運なことに、友人が振り替えでチケットを入手できたおかげで、私はありがたくも入場できたのですが、会場で17日2公演分+18日のチケット3枚を「はい」と渡されたとき、「絶対バッグを手放せない!」って思うほど、周囲の殺気を感じましたもの。

しかも! 18日会場へ向かう道すがら、目の前にずぃと現れたダフ屋のにーちゃんに、面と向かって「チケット売って!」って言われましたよ。「チケット余ってない?」と声をかけられるのは、まぁ一種の儀式として慣れっこなのですが、ストレートに「売って!」と言われたのは初めてで、もうビックリ! もちろん売るわけがないので、バッグを抱えて硬直していると、「ヤダ?」と。その声に小さくうなずくのが精一杯でした。ああ、私って肝心なときに気が弱すぎる~~。
その後、合流した友人と「いくらなら売ったか」という話になり、「金じゃない。6人と熱烈ハグさせてくれるなら考えてもいい」という乙女な結論に至ったのでした。(←イタイ乙女である)
語ったらあまりに長くなるので、モリタさんのアカペラウィスパーボイスと腰つきが相変わらず妖しかったとか、かんぽさんが歌詞飛ばしたとか、ミヤケさんがやたらとオカダさんに求愛してたとか、ナガノさんの手紙は最高だったとか、リーターの怪我が痛そうだった……とかのコンレポは割愛しますが、ひとつ言わせて!
ドラマ『SP』の主題歌で12月12日に発売になる新曲、
テレビで聴いたときはあまりの地味さに激しくヘコみましたが、すみません!!前言撤回!!
新曲『way of life』
すごくいい。とっても大人っぽくてかっこいい。17日1部の初披露で鳥肌立ちました。ドラマで流れているメロディーラインから後半で転調して、そこからがガガッと曲調が広がるんです。リーダーの歌のうまさが全員を引っ張っていて、ホント聴かせてくれます。
衣装の黒スーツもそれぞれ個性的に着こなしていて、歌番組での披露が楽しみです。もし機会があったら、ちょいとチャンネルを止めて聴いていただけるとうれしいです。ひとり、黒スーツが新宿のホストみたいに見える人がいますが、お気になされぬよう…。でも、あんなホストがいたら、全財産なげうってピンドン抜きまくるなぁ~。ま、私の全財産じゃ1本が精一杯だけど~(笑)
はい、以上が前振りです。長い。長すぎる…。
毎度のことながら、私の文章は長い。仕事でも、書くことよりも削るほうにやたらと時間をとられちまう不経済なヤツでございまして。もっと効率よく生きたいってば。
えー。
大阪遠征話の時にも語ってますが、V6のコンサートへ行くことの楽しみの中には、「友達に会う」という要素も多分に含まれています。普段は遠く離れた土地、全く違う環境に暮らしている人たちが同じ公演の元に集まり、終演後ヲタ話を繰り広げる…。これがまた楽しい。
今回は、関西から遠征してきたミヤケさんファンの友人による、「健くんが食べていた抹茶パフェが食べたい!!」というリクエストを受けて、
神楽坂茶寮へご案内してきました。

日曜日ということで、開店を待つつもりで店に到着すると、すでに列ができていました。開店と同時に満席。陽射しは暖かかったとはいえ、風はしっかり冬のものなのにテラス席もしっかり埋まってましたよ~。
残念ながら「健くんが座ったところ」を確保することはできなかったのですが、ソファーシートに落ち着くことができ、お食事からしっかりいただきます!
前回のおばんざいセットにも、またかなり惹かれつつ、でも満腹になりすぎるとライブに影響が出そうなので、今回は五穀粥をいただきました。3パターンあるトッピングから、「温泉玉子とじゃこの五穀粥」を、小鉢としてつくおばんざいは、「焼きなすのあんかけ」を選びました。

温泉玉子が冷たいので、お粥がちょいと冷め気味になってしまっているのが残念でしたが、香港のお粥ほど水分は多くなく、5分炊き程度に炊かれてじっくり五穀米の甘みがでているお粥、おいしかったです。流し込むのとも噛んで飲み込むのとも違う、その中間のサラモグな食感が口に気持ちいい!
たっぷりとのったじゃこの甘じょっぱさと添えられたトビ子と柴漬けのわずかな塩気で、味の変化も実にナチュラル。身体にいいのにちゃんとおいしい。どこかのCMコピーのようなお食事が楽しめました。
食事のセットについているお茶類をオーダーすると同時に、お待ちかねのスイーツをお願いしました。友人はもちろん、「このために来たのよっ!」と言っていた「抹茶とミルクプリンの和パフェ」を。しかし、私は既に「いっしょにパフェを食べよう!」とココで約束した方がいましたので(見てる~?約束覚えてる~?)、今回はパフェをガマンして生麩の抹茶あんみつをお願いしました。

パフェ、おいしそう~!
しっとりとしたカステラ、サクサクの玄米フレーク、モチモチの白玉、プリプリの寒天、なめらかなプリンと、さらりとしたアイスと、パフェグラスの中でスイーツV6がひしめき合って、華麗かつでも落ち着く味を作り出しているんだそうです。くー。早く食べたいっ!

抹茶あんみつは、テイクアウトの入れ物のままドーンと出てきたのが、香港のマンゴープリンのノリでちょいと笑えましたが、スプーン上ではプリプルの弾力ながらも、口にれるとすごく柔らかな寒天に感激しました。固めで少しコリコリするのが寒天という思いこみが、「えっ!」という驚きで覆された感じです。蜜も甘さがしつこくなく、これまた美味。ぎゅうひでなく、モチモチの生麩をトッピングするっていうのは新鮮ですよね~!
おとなりの席のおねーさんズが「昨日『SP』見た?」なんて話を始めたときは、そろって聞き耳を立ててしまいしたが(こっちが「小栗旬の『カリギュラ』が~」って話したときは、反対に聞き耳立てられてた~笑)、それ以外は、ずーっとヲタ話。ああ、たのし。
食べて、話して、その後はライブではじけて。完全リハビリ終了です。
みなさま、お気遣いありがとうございました。暖かな言葉のひとつひとつが、モヤっていたしこりの溶解剤になりました。
元気に美味しく食べられて、お話を聞いてくれる人がいて、暖かな言葉をくださる方がいる。大好きな6人の姿に「きゃーっ!」って言えて、めちゃめちゃ萌えられる。
……なんだ私、幸せなんじゃん。すっごく恵まれてるんじゃん。グダグダ言ったらバチが当たるっ。IDどおり、GO!GO!しなくちゃね。うっしっ!!
心からの感謝を込めて。ありがとう。
五穀粥ランチセット 1000円/抹茶とミルクプリンの和パフェ 780円(単品)
生麩の抹茶あんみつ 520円(ランチセット価格)
神楽坂茶寮・本店 新宿区神楽坂5-9 ℡03-3266-0880
平日 11:30am~11:00pm/土日祝 11:30am~10:00pm
んで、抹茶パフェ、いつ食べに行くの~ん?