湿度が足りませんっ!! 目の周りはつっぱるし、口元は粉を吹いてる~!!
手足もかさついて、しばらく調子のよかった爪も2枚爪になっちゃいました。
この6年、
湿度100%!なんて日もあるほど多湿なところで生活していたせいか、急激な湿度の低下に身体も肌もついていけません。堪えます。キツイです。ただでさえ顕著な衰えが見える肌なのに、ダメージが大きすぎる~。この先もっと寒くなったらどうなってしまうのだろう…。早く手を打たないと、とんでもないことになってしまいそうだ~。なにか良い保湿の方法はないですか?いい化粧品があったら教えてください。あ、財政破綻中なので、なるべく低価格帯のものをお願いしますっ。
気温は低くても、空気が乾燥してくるとノドが乾きますよね~。風呂上がりにぐいっ!と飲むビールは最高!……らしいですね。下戸な私にはその「最高!」がようわからんのです。すまんです。ようわからんくせに「できたてビールが試飲できます!」の言葉に惹かれてビール工場見学に行ってしまいました。これまたすまんです。
香港でヤクルト工場を見学し、工場見学の楽しさを思い出して以来、「どこか見学できないかなぁ~」とチャンスをうかがっていたところ、家から1時間もかからずにいけるところにサッポロビールの工場があることが判明。HPを観てみると一般の工場見学も定期的に受け付けているではありませんか♪
見学を予約してから、待つこと2週間。当日は、JR津田沼駅から無料シャトルバスを利用して約30分。京葉食品コンビナートにあるサッポロビール千葉工場に到着です!
受付を済ませて、ロビーで集合の声がかかるのを待ちます。この日は土曜日と言うこともあって見学希望者もかなりの大人数。15名くらいのグループ3つに分かれての見学となりました。
(生産ラインは撮影禁止なので写真はナシです。すみません~)
原材料の紹介から見学は始まります。工場に運び込まれた麦とホップが貯蔵されている巨大なサイロを見学コースから見上げながら、まずは原材料の説明です。大麦とホップをを実際に手にとってみせてもらいました。大麦は「食べてもいいですよ」とのことだったので二粒ほど試食を。強めにローストしてあったので少し苦みが強かったけれど、スナックのようにポリポリと食べられました。黒くなるまで強くローストした麦を使うと、黒ビールができるんだそうです。ほほう。黒い麦をつかうから黒ビールになるんじゃなくて、麦のローストによって変わってくるんですね~。ってこんなの常識なんでしょうか?
ホップは「食べられません」とのことだったので、香りだけを楽しみました。「ファインアロマホップ」という名前だけあって、ハーブのような爽やかな香り~。昔、キリンビールの工場で生のホップを食べたことがあるのですが、あまりの青臭ささに反射的に「おえ~」っとなり、案内してくれた係りの人を焦らせた経験が…。その時のホップは、もっと匂いも強烈だった記憶があるのだけれど、ずいぶんと印象がちがいます。ビールの銘柄によって使う材料もちがうから印象がちがうのか、私の嗅覚が変わっただけなのか…。
「大びん1本を毎日飲んだとして、1000年以上分入っていますよ♪」という大ビールタンク、室温40度の中で1週間以上かけて熟成させていく若ビールが寝かされているタンクを見学して、工場見学の中でいちばんの見どころといえる缶詰、びん詰め行程の部屋へと移動します。
工場上部にある見学コースのガラス越しにまで響いてくるダーッ!!という音と供に、すごい勢いで「ドラフトワン」が流れています。一列にお行儀よくならんだドラフトワンが、6本ずつパッキングされ、自動的に整形される箱へ4パックずつ収められて、できあがり! コンベアーの坂を上って倉庫へと運ばれていきます。
土曜日ということで、稼働しているラインが限られていたので、残念ながらビン詰め行程は観られませんでしたが、機械を上から見ると、長ーい帯のようなラベルがセットされているのがわかりました。ビンに貼ってあるラベルは、ビールが詰められてから、あのオーバル型に切り抜かれて貼り付けられるんですね~! 先にラベルを貼って、そのあとにビールを詰めるのかと思ってましたよー。

約40分間の見学が済むと、マリンラウンジというスペースへ移動して、おまちかねの試飲です! しかも、制限時間20分以内ならおかわり自由! 用意されているのはエビスと黒ラベルの2種の生ビールで、係りの人がていねいにサーブしてくれます。
車で来た人や、未成年、そして私のような下戸のために、ソフトドリンクも用意されていますが、この千葉工場は「ビール」工場なので、ソフトドリンクはおかわりできません~(泣)
おつまみにとビール酵母を使ったクラッカーもいただいて、「見学お疲れさまでした!」の案内係の方の声にあわせてカンパーイ♪

店で飲んだら1杯500円くらいするよねぇ?そんな声を上げながら、あっちでもこっちでもグイグイと生ビールをのみまくっています。飲み干したらグラスを持ってカウンターへ行き、またなみなみと注いでもらって…のくり返し。四方八方赤ら顔の団体様できあがり~。

このマリンラウンジの外は海。その手前には、回収されたビール瓶がケースに入って積まれていました。
んー。なんか刑事物のドラマかなにかのロケに使われてそうな感じだわー。

ラウンジに併設されているショップでおみやげも買ってしまいました。試食させてもらったビール酵母を使ったクラッカー、エビスビールを使用したビールゼリー、黒ラベルを使用したキャラメル。まだ食べていないけど、レアな感じがいいですよね~。どんな味かなぁ?
…ん? しまった!タダでビールを飲んだはずが、しっかり散財しているではないか!やられた~(笑)
この千葉工場は、恵比寿にあった工場を1988年に移転させたものなのだとか。17万2000平方メートルもある巨大な敷地は、緑化運動が進められていて、サッポロビール創業年数(移転当時)と同じ101本のヤシの木が植えられています。無機質な工場の合間で海風に揺れるヤシの木。なかなか雰囲気が良かったです。
次は、どこの工場を見に行けるかな。なんだかすっかり病みつきです~(笑)
サッポロビール千葉工場
工場見学予約tel 047-437-3591(受付時間9:00am~5:00pm)
実はワタクシ、ビールと発泡酒の味の区別もつかないのでござる。