※一部文章がすっぽり抜け落ちてしまっていたため修正しました。失礼しました。出発と到着で日にちが変わる、そんな航空券の手配に慣れていない私は、出発日と到着日を勘違いして、予定より1日遅い帰国便を手配してしまったのでした。
そんなこともあってのロンドン1泊。本当ならこの日にイギリスを離れることになっていました。相変わらずの粗忽者でございます……
航空券の手配を間違えたものの、出発直前に発表になったUEFAチャンピオンズリーグのグループリーグ日程を見て「勘違いナイス!」と自画自賛。
というのも、滞在が伸びたことでロンドンに1泊することになったその夜、ロンドンのスタンフォードブリッジでチェルシー対シャルケの試合が行われることになったのです。
内田篤人選手が所属するシャルケの試合はテレビで見ていて選手も結構知っているほう。チェルシーはサウサンプトンと戦ってますからねぇ、見ていますよ、当然!(と、言っても所詮その程度なのでドヤるのも恥ずかしいのだけれど~)
どちらもなじみのチームとあらば、これはぜひとも観戦したい!

朝早くマンチェスター・ピカデリー駅からロンドンのユーストン駅へ向かうヴァージントレインに乗り込みます。恥ずかしながらヴァージングループが鉄道会社も持ってるとは、ここマンチェスターに着くまで知りませんでした。

朝食を買い込んでホームに入ったところ、もうすぐ出発のブザーが。次の電車でもよかったのですが、駅員さんが「乗れ!乗れ!」とジェスチャーしてくるので、スーツケースを持ち上げて、つんのめるように乗車しました。
改札に近い車両は例
によって「△△駅まで指定席」の表示が(ヴァージンは電光表示でした)。前方の車両に空席を確保して、スーツケースを指定の棚に収めます。
買い込んだ朝食を食べたり、おしゃべりしたりしながら車窓を流れる田園風景を眺めて進みます。マンチェスター-ロンドン間は約2時間。東京から新幹線で名古屋へ向かう感覚でしょうか。
ロンドンのホテルはパディントン駅すぐそば。地下鉄構内でなにかトラブルがあったらしく、別駅まで移動してから地下鉄に乗らねばならなかった手間はありましたが、ほぼ予定通りにホテルに到着できました。
チェックインして荷物だけを預け、すぐにこの夜の観戦チケットを受け取るために、チェルシーのホームスタジアムのスタンフォードブリッジへ向かいます。
ホテルを出て、なんとなく近道かな?と思った裏道をのんびり進むと、ん?んんん?ここどこかで見たことがある!という建物が現れました。

あああ!
ジョージ王子が誕生した病院、退院するときにウイリアム王子とキャサリン妃が会見したあの病院、それ以前に、生まれたばかりのウィリアム王子を抱いたダイアナ妃が挨拶した、あの病院入り口ではないですか!
こんな街のど真ん中にあるんだー、というか、こんなにふつうの一般的な病院なんだーーー(ふつうなのは外見だけで、中はそれなりの設備・警備なんでしょうけれど)

↑ ↑ ほらほら、ここですよ!(CNNから画像お借りしました)パディントンから地下鉄を乗り継いでフラムブロードウェイ駅へ。駅からスタジアムは5分ほどの直線距離。
入口には今夜の試合までのカウントダウンクロックがありました。

当然チケットはSOLD OUT。 発売日にネットと格闘してチケットを確保してくれた相方ちゃんに感謝です!


チケットブースで発券してもらい、ショップでマッチデーマフラーとおみやげのTシャツを購入。どちらもチームカラーがブルーなので、シャルケはマフラーデザインが黒になっていました。これはこれでかっこいいですねぇ。
とりあえずやらねばならぬことが終わったので、スコーンを食べに行きましょうか。
街の中に出て、ガイドブックでチェックしていたお店へ行ってみたところ、スコーンが食べられるのは15時以降とのこと。スコーンの特集記事なんだから、そのあたりは明記しておいてくれないと困るよー、某ガイドブックさん!
どうしようか~、と歩き始めてすぐ現れた店のショーケースの中に、スコーン発見。リバプールでも見た店なのでチェーン店なのでしょう。でも、並ぶケーキたちは「おいしそう」という印象だったので、そのまま店に入ってみました。スコーンと紅茶のセット「クリームティー」をシェアします。

2段トレイにはスコーンではなく、小瓶のジャムが8つものってきました。濃厚なクロテッドクリームは器にぎっちり。表面はサクサクして中がほどよくしっとりしたスコーンは、今回の旅3軒目のスコーンの中で一番おいしい! 見間違いでなければホテルの近くにも同じ店があったので、「このスコーンを日本へ買って帰ろう」と即決しました。
スコーンを買って帰ると決めたので、スーパーでは日本で買ったら超お高いRodda'sのクロテッドクリームと、スコーンに合いそうな果実たっぷりのジャムも購入。

帰ってから余韻にひたる準備は万端となりました。
夕方少し早めにスタンフォードブリッジに戻ります。スタジアム前の道では、ドイツはゲルゼンキルヒェンから駆けつけたシャルカーさんたちが、大きな声で歌いながら行進してきました。


アウェイの地・ロンドンでもこのパワー、シャルカーさんすごいです(ちゃんとロンドン警察官が先導しているの。そういうことに理解あっていいよね)
セキュリティ犬による荷物チェックなどを見物して、多くの人の流れに乗ってスタジアムへ。
またも早く着きすぎて、向かいのスタンドに人影なし。おかげできれいにCHELSEAの文字が浮かんだ写真が撮れました。

そんな人影まばらな中で、スタンドの一角を陣取ったシャルカーさんたちは、太く低く響く声でチャントやサポーターソングを歌い続けていたのでした。熱いね。力強いね!

《つづく》
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やっぱりロンドンは大きな街だわ。ビルも人も交通網も全然ちがうもの。