近い方の港町の作業が一段落つきそうです。ふぅ。長かった。この先もまだまだ長いけど。このタイミングで一息つけるのはありがたいなー。
記憶がどんどんこぼれてしまうので先を急がねば! といっても、もう遠い方の港町への旅も最終盤にさしかかっています。楽しい時間は2倍速で過ぎていくんですよね。3倍速だったか? まぁいいや。
ロンドン滞在2日目はスタジアムツアーのはしごと決まっていました。午前中はチェルシーのホーム、スタンフォードブリッジへ。
が、しかし!
メインイベントはぬかりなく、遠い方の港町についても少ない資料を漁って情報を求めたのに、ロンドンは情報がありすぎて、行けばなんとかなるでしょな感覚。
一応、スタジアム最寄り駅とそこまでのアクセスを調べていたのに、どういうわけかそもそもの駅名を勘違い。まったく違う駅に降り立ち「そんな気配みじんもないねぇ」なんてのんきなセリフをはいた私…。相方ちゃんごめん…。こんな写真を撮っている場合ではなかったよ。
でも、改札を抜ける前に間違いに気づいたのは幸いでした。とって返して電車を乗り継ぎなんとかスタジアムに到着したのは予約の時間を15分過ぎたころ……相方ちゃん、本当にごめん。
テレビで見たのと同じ角度でスタジアムとご対面するも、感激すっとばしで受付へ一直線。わざとらしく息切れはぁはぁの演出もつけて。
でも、そんなわざとらしい演出は不要でした。
おおらかなるやさしさで「あら、あなたたち遅刻ね。じゃあ次の回に入って」とおとがめなし。入場カードにプリントされた時間に斜線を引いて、新たな時間を手書きしてくれました。
日本だったら遅刻=キャンセル扱いになることが多いのに。チェルシーさん、ありがとう。さすがビッグクラブ! よっ、太っ腹!(←まったく意味のないヨイショ)
30人ぐらいが1グループになってガイドさんの後をついて行きます。スタジアムに入り、スタンドに座ってどこから来たのかの簡単な自己紹介を。地域はバラバラだけれどイタリアから来た人が半分以上を占めました。日本人は私たちだけ。お約束の「こにーちわ!」「ありがっとぉ」の声かけあり。もう一人いたアジア系の男性はタイから来たとのことでした。
最初に向かったのはプレスカンファレンスルーム。
記者会見のデモンストレーションつき。意外に小ぶりな部屋でした。テレビで見たのと同じ!な部屋はもちろんですが、記者用のドリンクコーナーにあった紙コップの山にかなり萌えました。エンブレムかっこいいもんなー。
牢獄みたいだろ、わっはっはー、とガイドさんも笑うアウェイのロッカールームは寒々しくやや疲れたコンクリート打ちっ放しの箱部屋。ロッカーも枠だけだし、ベンチも木材のみ。セインツの皆さんもこのベンチに座ったのかーと思うと、そっと座布団を差し入れたくなりました。
その部屋の壁にはこんなメモが。
テリー、ダビドルイス、トーレス師匠!
生々しい名前が書かれています。前日の対戦相手スォンジーの監督さんの戦略メモでしょうか。でもスペイン語ですね。マンマークのあれこれじゃなさそうだし、なんのメモかな?
通路を抜けた先にはホームのロッカールーム。
アウェイの牢獄とは対局のぴっかぴかぶり。シンプルだけれど、使いやすさが計算されつくされている感じです。ロッカーには各選手のユニフォームも飾られています。
チェフ! アザール! デンバ・バ! でもって、師匠は長袖。
マタのロッカーを開けて見せてくれました。
ロッカーの中にちゃんと個別のセーフティーボックスが備え付けてあるのはさすが。みんな高い時計とかしちゃってるんだろうなー。
シャワールームは当然あけっぴろげ。(いろいろ妄想して赤面)
アメニティはモルトンブラウン。yeah!
こちらのボードにはイラスト付きのバースデーメッセージが。
室内の見学が終わるとツアーも終盤。
いよいよプレーヤーズトンネルを通ってピッチに入ります。どきどき。
青いスタンドと青い空。美しいー。でもめちゃめちゃ寒いー。
緑輝く芝を眺め、においをかぎ(笑)、ベンチに座ったりと、しばし“その気”なりながら楽しんで、ツアー終了。
ガイドのおじさんと2ショットの記念写真を撮ってバイバイ。スタジアムを出てオフィシャルショップへと向かったのでした。
スタンフォードブリッジのあっちこっちの外壁に描かれていたのはブルーマンなチェルシーメン。
トーレス師匠はブルーマンになってもかっこよかでした。でも、ぶち抜き一番でイケていたのは、ブルーマンになってもヘッドギアを取らないチェフだと思う!
ショップではマッチデープログラムのバックナンバーにサウサンプトン戦を見つけて速攻購入。
2013年1月16日。チェルシーに2点先制されるも、後半に2点返して2-2のドローと大健闘。まさかこれがアドキンス監督がセインツを指揮する最後の試合になろうとは…うっ(涙)。
と、青に囲まれても、やっぱり真っ先に思考が向くのは赤い聖者たちなのでした。
そして、はしご先のスタジアムツアーは、前日も訪れたエミレーツスタジアム。これまた想像以上に立派な施設。やっぱ違うわー。
つづく…はず。
香港でもおなじみプレタマンジェで温かいスープが売っていたのはありがたかったぁ。