津波の影響で新幹線が止まってしまうのではないかと危惧しましたが、減速することもなく定刻に東京駅着。ああ、よかった～。
毎度のことながら１泊２日なんてあっという間ですねぇ。２日間に３公演も観劇するのだから、せっかく大阪に行っているというのにその他のことがおざなりになってしまうのは仕方がないこととはいえ、「今回こそは大阪城に行くんだい！」と意気込んでいたのに、またしても行けなかったとは…とほほほ。
というのも土曜日の夜、たまたまカウンターの席がお隣りだっただけの方々と超盛り上がってしまい、深夜１時半までお寿司屋さんでそりゃ大騒ぎさ～！状態。
ホテルへ戻ったのが午前２時すぎ。興奮冷めやらずなかなか眠れず。そのくせ目覚めたら午前９時。あわてて身支度、チェックアウトタイムぎりぎりセーフ。
で、午後１時から舞台の千秋楽へ雪崩込みですから、目と鼻の先にある大阪城も見送るしかなかったわけで…。あー、もったいない。
そんなわけで大阪城は見送ることになっちゃいましたが、食べたいと思っていたものはちゃんとお腹に収めてきましたよ～♪
大阪到着後、ホテルに荷物を預けてすぐに向かったのが、『梅田はがくれ』。
うどんの名店だそうです。
11時開店で到着したのが11時15分くらい。すでにお店の前には行列ができていました。わお！
でも、カウンター席だけの小さなお店ということもありみなさん食べ終わるとサッと立って席を空けてくれるので、５分ほどで席に着くことができました。
注文したのは最初から決めていた「生じょうゆうどん」！
キョロキョロと店の様子を見ていると、程なく店主さんと思われるおやじさんが器を持って目の前に登場し、いきなり尋ねてきました。「あなたは初めてやね？」と。
姿勢を正し「はい！」と返事をすると、「そやろ。じゃぁおっちゃんがやったるから、よぅ見ときや！」と、うどんの食べ方指南が始まりました。
① まず、うどんが縦線状になるように器を置く。
② うどんの上に、横一線に薬味を置く。だいこんおろし、青ネギの順。
③ すだちをきゅっとしぼる
④ 生じょうゆをかける。
ええか！しょうゆは２往復半や！それ以上かけたらあかん！！
いーち、にー、はん！⑤ 混ぜずに食べる。
粘りが出るから混ぜたら絶対にあかん！英語で言うたらDon’t Mixや！⑥ ２本ずつ食べる。
２本すくぅてみい！そう！そしたら一気にすする！
おっちゃんとこのうどんは、普段すすれん人でもすすれるでー！
そら、すすってみぃ！
そうそう、うまいうまい！おやじさん、とってもすてきなキャラクター。初めての客にもやさしい～。
そして、うどん。これ、本当においしい。
まず見た目がぴかぴか。輝いているうどんって初めてみました。それを口に運ぶと、つるっつるっですっごい腰の強さ。加えて長い！すすっても一気にすすり込める長さではないのだけれど、歯をたてると難なく噛み切れるところがすばらしい。加えて、生じょうゆ２往復半バンザイ！！ 他店で生じょうゆうどんを食べるときはその倍はかけていようかと思われるのに、こちらではうどんそのもののうまみもあるからからか、おっしゃるとおり２往復半がベスト！濃くもなく薄くもなく薬味の味とともにいい具合にうどんにからまってくれてます。おいしいよ～。
こちらがその「生じょうゆうどん」。シンプルってすばらし～っ。
うどんが若干乱れているのは、おやじさんに「そら、すすってみぃ！」といわれすすった後に写真をとったからです～。
わき目もふらずあっという間に平らげて、ごちそーさま。
すぐに並んでいる人に席をゆずらなくちゃと焦ったせいか、レジ前でサイフを落としてしまいました。するとレジにいたおかみさんが「あらあら。ゆっくりでいいのよ～」と声をかけてくれました。うっ。おかみさんもやさしい～。
友人との合流前でひとりで突撃！でしたけど、シアワセなごはんでした。大阪に行くときは絶対にまた食べる！（宣言！）
このあとシアターBRAVA!で観劇。休憩時間に若松監督に肘鉄（！）しちゃって冷や汗をかき、カーテンコールでの寺島さんへの銀熊像の授与式を見届けました。
その授与式では、センターで華やかなセレモニーが行われているというのに、予想どおり人の後ろへ後ろへと下がって行き最終的には完璧に下手側に見切れていた金髪テロリスト！ まったくもー。そういうシャイなところが大好きさっ！（笑）
夜公演では、私たちが座る席になにか先客あり。係員と難しい顔をして話しています。なにごとだろう…と話をうかがうと、ファンクラブとプレイガイドで二重発券されてしまい、まさにその席が私たちの席と。ＯＨ～！
「今回はFCのチケットを優先とさせていただきますので」の言葉にホッ胸をなで下ろしてとしていると、先に座っていたプレイガイドチケットの方々は、な、なんと！
５列も前の席のにご案内～。ぎゃーっ！！そっちのほうがよかった～～～っ！！
素顔の寺島さんを見てしまったのですが、サバけた姉御っぽくって魅力的でした！
