ブログにお邪魔させていただいているmarumiさん&ダーさんは、いつかイタリアンレストランをオープンしたいという夢に向かって歩みを進めているステキご夫婦。そのおふたりが、パフォーマンスキッチンなる場所で1日限りのお店をオープンするというお話をうかがい、わくわくして今日の日を待っていました。
だって、ブログで拝見するお料理写真があんまりに美味しそうなので、いつもPC前で暴れていたんだもん、「食べたーい!今すぐ持ってこーい!」って。それを堂々と食せるのだから、この機会を逃してなるものかっ!
ところは新橋。SL広場のすぐ脇にあるニュー新橋ビルの地下にある「ma-ru」というパフォーマンスキッチン。プロではないけれど、お料理の腕に覚えのある方々がレストランオーナー体験しちゃうという空間です。こんなところがあったのですねー!
所用があってランチというには遅すぎて、ディナーというには早すぎる時間帯にma-ruに到着。土地柄まったりとしたオヤジな空気漂う空間にあって、そこだけはシャッキリと姿勢を正したような明るい店舗。しかもそんな中途半端な時間にも関わらずお客さまいっぱい。さすがです、marumiさん!

ブログを通じてのやりとりはありましたが、お会いするのは初めて。
こう見えて緊張しぃの私なので、ドキドキしながらシェフハットの女性にご挨拶をすると、その方がまさにmarumiさん。「お待ちしていましたー」と、かわいらしいお声を返してくださいました。はぁ~~~。緊張がほどけていく瞬間。ブログの印象どおりのやわらかい笑顔の方でした♪
ブログでメニューを拝見して気持ちを固めて行ったはずなのに、改めてメニューを差し出されると迷う迷う。パスタはどっちにしよう~。サラダはこっちもいいなぁ~。う~ん。

見れば見るほど混乱してくるので、「ええい!」と目をつぶって指さすがごとく、勢いでオーダーした諸々が登場する前に、まずパンが出てきました。天然酵母でmarumiさんが焼き上げた自家製パンだそうです。すっごくキメが細かくて耳までふんわり。おいしい~。

登場しました。生ハムとグレープフルーツのサラダ。ビネガーの酸味とグレープフルーツの酸味とほんの少しの苦み、そこに生ハムの塩気が良い感じに加わった、とっても上品なサラダです。おろしたグレープフルーツの皮が少しだけふりかかっていたのが「技」だわー!って惚れ惚れしちゃいました。

入り口すぐ横にあるオープンキッチンでダーさんが腕をふるうパスタは、あさりとズッキーニとトマトのビアンコパスタをいただきました。
大粒のあさりがこんなにたくさん!トマトは甘みを引き出しつつもシャッキリ感を残した絶妙な火の入れ具合。あさりのおダシとほんの少しだけ感じる鷹の爪の辛味がおいしいったら!
お店ですし、他のお客さまもいらしたのでぐっとこらえましたが、空になったお皿を突きだして「おかわり!」って言いたかったの、ホントは。

最後はmarumiさんご担当のドルチェ。2種のうちさんざん悩んで「お肌つるつるトマトゼリー」をお願いしました。ガラスの器にていねいに盛られたトマトゼリーとクラッシュゼリー。とってもきれい。トマトの野菜らしい味を残しつつ、でもちゃんと甜品なの。トマトゼリーのふんわり感がたまらなく好きな感じ☆
トマトゼリーと一緒に「どうぞー」と登場しました。オーダーしていないひと品。
こ、これはウワサの(?)秘密のドルチェ!?

栗の渋皮煮!
栗というだけで、その扱いの大変さは想像できようものですが、marumiさんの扱いは超愛情込めたていねいさ。その渋皮煮をいただけるなんて…うっうっうっ(感涙)
渋皮って無用のもの取ってしまわなくてはいけないもの、と思いこんでいましたが、そうですか…。ていねいに扱えばこんなに優しい食感になって、栗の実そのもののほっくり感のアクセントになるものなんですね…。目からウロコ。ウロコ濁流。
「ごゆっくりどうぞ」と、コーヒーを味わい始めたとたん、どーしても我慢できなくなりました。さんざん悩んで「ええい!」と決めたはずなのに、やっぱり食べたい!
恥を忍んでお願いしちゃいました。「すみません。もうひとつのドルチェください」と。
イタリアンレストランでドルチェのおかわり!あーりーえ-なーい!!すみません。すみませんっ。あまりにも魅力的で辛抱たまらんかったんです~。

こちらがおかわりドルチェのスイートポテトのモンブラン。
スイートポテトペーストの下に隠れているのは栗のムースとスポンジケーキかしら?秋のお味の見事なコンピレーション♪
「ふうーん」って鼻息もらしているうちに食べきってしまいました。あー。我慢しなくてよかった。こんなに美味しいものを食べ逃したとあっては、1週間眠れないわよ。恥を忍んでお願いしてよかった。
清潔感のあるma-ruの空間できびきびと動くmarumiさん&ダーさん、とってもかっこよかったです。ごちそうさまでした。
いただいたもの全てがおいしくて、ひとつひとつに込められた愛情が伝わってきました。ひとりでも心地よくお食事できましたが、今度は友人を誘って「これがmarumiさんちの~」って、小鼻をふくらませて自慢しながら(私が自慢してどーする?)いただいてみたいなー。
と、いうワケなので次回開催のお知らせ、心待ちにしていまーす☆ 今日はありがとうございました!
marumiさんブログ :
Mlabo'sケーキ大好き★イタリアン大好き
自分の生活周辺にはない、こういう出会いがあるからブログって楽しいですよね!