モリタさん!やってくれましたなー。来年1月に舞台決定!!きゃー!!
まったく金のかかるオトコだよ。いいんだけど。それがエサになって働けるから。
ん? いや、ちょっと待て。
舞台決定はうれしいが、箱はシアターコクーンとな。
……カタカタカタ……(ググッてます)
ぎゃーーーっ!! キャパ747席ってマヂ?? 三桁!?
昨年のヒガシの舞台の時(
これね)、開演前に客席通路をふらついて、「どっからでも見やすいなぁ~」って思ったんだけど、そうか~、そもそもがそんなにコンパクトな劇場だったのか~~。
チケット……取れる気がしないんだけど……orz
それは香港金像奨にて汗まみれになった夜のことだった。
…って、何ヶ月前のことなんだっ。いまさら感たっぷり話で申し訳ありません。
汗が吹き出すほどに蒸し暑い中、ガタイのいいカメラマンと気合いだけで勝負してグッタリと疲れ切ってしまったことは遙か昔に語った気がしますが(ああ、
こんなところに書いてあったわ)、あまりに疲労困憊したせいか昼からなにも食べていないにも関わらず、この私、まったく食欲がわかないという異常事態。大変よ!大変よっ!
せめて水分だけでも…。でも、このままホテルに帰ったら絶対に深夜にお腹が空いてジタバタすることになるし…。思案の末、向かったのは天后(ティンハウ)の電氣街。いつ行っても楽しくて美味しい大好きなところ♪
向かったのは天后にぞくぞくと誕生している甜品店の中で、まだ行ったことのない店。その名もズバリの『天后甜品』。愛用していた果物屋さんの跡地にできた甜品屋さん。あの果物屋さんのおかみさんどうしているかなぁ…。

到着すると1組いたお客さんが席を立つところでした。店内の席を促されたけれど、今回の旅のテーマは「外でゴハン」なので(いつからテーマになっんだっけ?)、「こっちでもいい?」と道路に広げられた簡易テーブルを指さしてアイコンタクト。店員さんは軽くうなずいてメニューを持って来てくれました。
写真付きメニューでわかりやすいこと。
お!発見!なにやら気になるシリーズメニュー名。
その名も
「皇室系列」そのご皇室に名を連ねますのは
榴連天皇(ドリアン天皇)
芒果天后(マンゴー皇后)
龍眼王子(ロンガン王子)
豆腐公主(とうふ姫)
高貴な香りのするお名前ですこと。どんな甜品なのか気になりますわねぇ。
気にはなるけれど食欲に加え思考力もなくなっているゆえ、とりあえず大好物のマンゴーいっときますか。
店内に他にお客さんはなし。というか、道を歩いている人もいないシーンとした街。人があふれる銅鑼灣から一駅で一転した雰囲気になるんだから香港ってやっぱりおもしろい。
「コンニチハ!」不思議なかけ声と共に「芒果天后」が登場しました。
香港にしては珍しくニコニコと笑顔の店員のおねーちゃん。
でもなぜ「コンニチハ」??
ま、ともかくいただきましょう!

たっぷりの角切りマンゴー、タピオカ、涼粉。
周囲にはスープかい?ってくらいたっぷり注がれたマンゴーソース。
甜品にしてはすごいボリューム!食後のデザートにはキツイかもしれないけど、食欲皆無で、でもなにか食べなくちゃ~な私にはありがたい。

マンゴーソースはコンデンスミルクとミックスしてあり、本当にさらっとしたフルーツスープのような感じ。とてもよく冷やされていて、蒸されきった身体に沁みる~。
つるんと口当たりがいい涼粉とタピオカもどんどんと口に運べちゃう。食欲皆無と思っていたけれど、自覚できなかっただけで身体はかなり食べ物を欲していた模様。「香港で1食飛ばすなんてもったいない!」ってビンボー根性も、時には身体の役に立つ、と。(笑)
食べ進んで発見!

角切りマンゴーの下から顔を出したのはマンゴープリン!なんと豪勢な。さすが芒果天后さま。ピューレマンゴーが柔らかくプルンとしたプリンになっています。タピオカといっしょに口入れると食感の違いが楽しい~。
シーンとした街にときどき行き交うタクシーを眺めながら食を進めていると再び
「コンニチハ!」はい、こんにちは!
でも、この時間は「こんばんは」って言うんだよ。
コンバンハ! こんばんは! コンバンハ! こんばんは!
去年、初めて北海道に遊びに行ったところ思った以上に楽しかったので、また行く日のために日本語を勉強したいと思っているんだって。日本人はあまりこのお店にこないけれど、私のことは見てすぐに「日本人だ」ってわかったって。
いつも言葉を発するまで日本人とわかってもらえない私なので、こんなこと言われたの初めてかも。えへへ。
皇后さまも全てお腹に収め終えたので、店頭で簡易日本語レッスンスタート
いらっしゃいませ イラッシャイマセー
ありがとうございました アリガトゴザイマシター
ほっかいどう ホッカイドー
みそラーメン ミソラーメン!!(←いちばん気に入った言葉らしい)
新しいお客さんが来たところでレッスン終了。じゃあ、私も行くとしますか!
お腹が満たされてかなり元気復活。やっぱり「食べる」って大事なことなのねー。
重たいバッグを担ぎ、おねーちゃんにブンブン手を振り、徳昌魚蛋粉の様子を眺めながらバス停と向かったのでした。
天后甜品にて「コンニチハ!」と言いながら甜品を差し出すおねーちゃんがいたら、ぜひとも日本語レッスンの続きをしてくださいませ。「しょうゆラーメン」「しおラーメン」「とんこつラーメン」を教え忘れたことを悔やんでおります。
積極的に声をかけてきてくれたのに写真は「NO~!!」って。残念~。