ただいまです~。昨夜戻りました。
聞いて聞いて!
今回のANA。チェックインのトラブルもなく、ほぼ定刻通り飛びましたー!!!
うううう。こんな日が来るなんて! 機首を上げて成田の滑走路からフッと浮いた瞬間、時計を見て思わず涙がにじんでしまいました。やればできる。ANAだってやればできる子なの!
何度も何度もひどい扱いを受けたけど、黙って付いてきた甲斐があったわ!
(って、ただ単にANAクレジットカードの解約が面倒だったからだけなんだけど。ついでに黙ってないで文句言いまくったけど。)
今回の訪港、自分に課したミッションはこちら。
1.久しぶりに行くお店、行ったことのないお店をたずねる。
2.ランタオ島に住む友人とその赤ちゃんに会いに行く。
3.元朗の香港開拓期の面影残る古い街をたずねる。この3つ、脱線迷走もありつつも、それなりに納得のいく形で完了。4泊5日の日程をフルに使って楽しんで参りました。
少しずつになってしまうとは思いますが、これからがんばってUPしていくつもりですので、お時間のあるときにでも、ちらりと覗いてみてくださいね。
そして。もうひとつ。
脱線迷走の許されない、真剣勝負な(えー?)ミッションがひとつ。
それが、
第28回香港金像奨レッドカーペットおよびグランドシアターでの式典撮影!ふんがー!(←緊張の鼻息)
今年のレッドカーペットは鐘樓(クロックタワー)脇からまっすく伸びてプロムナード側の入り口からホールに入るようになっていました。ファンの人たちもプロムナードから見下ろすようにレッドカーぺットが見られるので、今までよりたくさん集まっている気配。古天樂(ルイス・クー)と呉尊(ウー・ズン)のファンが多かったなぁ。
午前中降り続いた雨のために、シートでおおわれていたはずのレッドカーぺットもかなり水を吸ってしまっていたみたい。ロングドレスで登場した女優さんたちはすそがかわいそうなことになっていました。このドレスって自前?借り物?いずれにしても着用後のお手入れが大変そう。(みんなお金持ってるんだから、そんなこと気にしないか~)

私の斜め横はテレビ局各社が陣取り、レッドカーペットを歩き終えた皆様にすごい勢いでマイクを付きだしています。
あ、このねーちゃん。テレビで見ても気が強そうだけど、生身はもっと気が強そうだわ。
sh○t!を連発する口の悪い欧米人のカメラマンに頭をレンズでド突かれ、目から星が飛び出しそうになりつつも(謝れや!ごるぁ!)、数打ちゃ当たる形式の撮影をすること約2時間。めちゃめちゃ肩が凝りました。肩どころか首も痛い~。カメラを構えるには技術と共に筋力の修行も必要だわ~。
続いてはグランドシアターでのセレモニー。こちらは着席だからまだ気が楽。
……と思ったら、両隣にとんでもなく立派なガタイのカメラマン。しかも、星でも撮るの?ってくらいドでかいレンズを携帯して挑んでおりまする。真剣に写真で食ってる人たちの間に私なんかが座っててごめんね…なんて一瞬身を縮めてしまったけれど、そんな風に縮こまっていたら当たり前のように足やら膝やらをこちらにはみ出させてくるので、「なにさー!」と気を奮い立たせて私も両脚を広げたのであります!(←戦いのポイントからして間違ってます!)

ほーら。技量もないのにプロのみなさんのマネして「あたしも~」とノミネート者席を撮影してみたらブレブレでこんなんだ。
このモヤモヤ~のなかに何人の明星がいることか!(爆)
その天体用かい?ってくらいのレンズですが、その後、プレゼンターとして登場した劉嘉玲(カリーナ・ラウ)の腹部を撮るためのものと判明しました。あはは~。
レッドカーペットをパスしたトニー&カリーナだったので、ステージ上の姿が勝負だったのですね。どこからともなくあがった「次、カリーナ出るぞ!」の声と共に、カメラマン席全体の空気がサッと変わりましたから。すげっ。でも、妊娠3カ月や4カ月で、見た目でわかるほど腹部って出っ張るもんじゃないと思うよ。(笑)
各賞の行方は周知のことと思いますが、主演男優賞・張家輝(ニック・チョン 『証人』)、主演女優賞・鮑起靜(パウ・ヘイチン 『天水圍的日與夜』)、陳麗雲(チャン・ライワン 『天水圍的日與夜』)の3人には、カメラ席からも「そりゃ当然だ」って感じの拍手が沸き上がっていました。その瞬間は温かい空気が流れてよかったなぁ。
写真が使えるか使えないかはともかくとして、とりあえずはミッションコンプリート。
肩が凝りすぎて軽く頭痛を感じると同時に、昼食以来何も食べていないことに気づき、急に空腹を覚えた夜11時。MTRまで向かう元気もなく、乗り換えが面倒だけれどスターフェリーにて帰途につくことにしました。でも、その疲労感のおかげでこの日限定のこんなものをみることができたのでした。

張豐毅のくちゃっとした笑顔にばっきゅーん!されて参りました。はぁぁぁ~ん素敵。