丸林魯肉飯で早めの夕食を終えた私たちは、食後のデザートへと向かいました。
目的地は國父紀念館方面にある豆花の店で騒豆花cafeという名前。香港では豆腐花だけれど、台湾は豆花っていうのね。ものは同じでも(正式にはちょっと作り方がちがうらしいけれど…)、「腐」の文字がないだけで華麗な名前になりますね~。
距離感もわからないのに「腹ごなしにSOGOから散歩がてら歩いて行こう!」なんて思ったのが間違いの始まり。地図縮尺くらいちゃんと見ろやー!って感じですね。道は間違えようがないのだけれど、行けども行けどもたどり着かない~~。土地勘がないので、あとどれくらいって感覚がないから不安ばかりが押し寄せる~。
友が上げた「あった!」の声と、同時に目に入ってきた紅く光る看板に、どれだけホッとしたことか~。
結局「腹ごなしの散歩」なんてもんでもなく、本気と書いてマジと読む気合いで歩いてたどり着いたと。でも、おかげでお腹に余裕ができて豆花もおいしくいただけそう♪
店にはいると、カウンターに座ってPCでドラマを観るおにーちゃんふたり。店員さん?なにも声をかけてこないからお客さんかな??
しばらく悩んだけれど、他に店員さんも現れないので思い切って声をかけると、振り向いたおにーちゃんひとりりが「あ、いらっしゃい」。どんだけ真剣にドラマ見ていたんでしょ??(笑)
そして、ここでも「マンゴーない」。
あああああー。シーズンオフは徹底的にマンゴーない、なのね…。悲しいです。かなしいです~~。
マンゴーはないけど、なぜかスイカはある。
日本的な感覚からはその季節感がいまひとつ納得できないんだけど(笑)、じゃ、それお願いします!
季節感ゼロのスイカだけれど、シャクッとしていておいしい。少し甘みは足りないかなぁって感じもあれど、香港で食べる冬のスイカは瓜そのまんまの味気なさだから、これは充分に果物として認めようじゃないか!
どっさりのスイカの下からでてきた豆花はほーんとに滑らかでやわやわ。儚げなほどのやわらかさなのに、大量のスイカがのっていても崩れていないのが不思議。
やさしい甘みにさまよい歩いた疲れも癒されて、気力復活!
さぁ、お次はマッサージだし、残りの時間も全開で行きましょう!!
台北初日。
「予約必須」の言葉を無視して突撃。そしてあえなく玉砕したマッサージ。今日はばっちり予約の電話をいれてあります!
「こんばんはー」と笑顔で迎えてくださったふたりの先生。うーむ。見るからに達人っぽい立ち姿。こりゃ期待できちゃいそう♪
台湾は観光できたの? コンサートを観に来たの!
あ、V6? そう!よくわかりますねー!
昨日までそこでファンの子がキャーキャーやってたよ~。 そうみたいですね~。
僕は少年隊とシブがき隊が好きだったの。だから今もジャニーズ少しわかるよ!ジャニーズに理解のある先生は、あらすぃ~の台北コンサートの際、まつずんのマッサージを担当したそうで、室内にはお礼にもらったというサイン入りポスターが貼られていました。
「V6は担当していないの?」とうかがってみると「V6は呼んでくれなかったよぅ」と。
そうでした。ブイ(というかカミセン+長野くんの4人)は、志村○んのマッサージに行ったんだったっけね。
フットバスをしながらそんな話をしたあと、全身+足ツボマッサージをお願いした私はベッドへ横になります。
先生の厚みのある手で足の指先をふっふっと触られたような感覚から後、ぶっつりと記憶が途絶えております。そりゃそうだわなー。これだけ睡眠不足で動き回っていたら、気持ちよさに素直に身体をゆだねた瞬間に即爆睡で当然ってもんですわ。
途中、「仰向けになって」と言われ、もそもそと回転したことは覚えていますが、それ以外まーったく記憶がございません。
先生、すっごくお上手なのに、なんの感想も申し上げられなくてごめんなさいっ。
マッサージあとは、身体が軽いというよりやわらかくなった感じ。血流がよくなったこともあってか、普段ガクガクいっている肩や腰がランラン♪と動いています。
さぁ、身体も元気になったところで、お次は夜市に行きますわよー。
徹底的に遊び倒す気満々の私たち、通りかかったタクシーに乗り込むと、そのドライバーさんがめちゃめちゃ日本語が上手い!聞けば和歌山県で働いていたことがあるとのこと。へえええ! そして、めちゃめちゃ怪しい!どういう話をしても知人の店に連れて行こうと話をすり替える!(笑)
まぁ、そういうノリには良くも悪くも慣れてしまっている私なので、適当に受け流すこと15分。饒河街夜市に到着しました~。が、ここまでギリギリ踏みとどまっていた雨が降ってきてしまいました。あああ。イノッチは今朝帰ったはずなのに、それでも天気は悪いままなの~???
傘はないけど、多少の雨ならかまわん濡れて歩こう。
アドレナリンが出まくって、女性ホルモンも活発になったのか、なぜか乙女チックな買い物をしてしまった夜市の話はまた次回に。
昔はピンクのものを身につけるなんて考えられなかったんだけどねぇ~