この冬初めて、
なんちゃって保仔飯を作りました。ジャスミンライスの炊ける匂いを目一杯吸い込んで、しばし香港へトリップ。早く本場でなんちゃってじゃない保仔飯食べたいよーん!
新純香お茶のつまったどっしりとした袋を部屋に置くと、一休みするまもなくすぐにホテルを後にして
中正紀念堂へと向かいました。
路線図とにらめっこでMRTに乗り、中正紀念堂駅に到着。さーてここからどうやって行くのやら?なんてルートを心配したりもしましたが、なんのことはない。地上に出たらほぼ敷地内といえるところなのですな。
なぜ中正紀念堂に行きたかったかというと、今回のコンサートパンフレットの撮影が行われたところのひとつで、オフィシャルツアー参加者に記念品として渡されたサイン入りの写真も撮影された場所だからです。(興味のきっかけが単純ですんません!)
台北101からみた台北の街はぎゅぎゅっと目が詰まっていたのに、街のど真ん中にこーんな広々とした空間があるのね~。日本軍の軍用跡地だっていうのが、なんだかいろいろ申し訳ない気持ちになりますが・・・。
向かい合わせに建つ「國家戯劇院」(シアター)、「國家音楽廳」(コンサートホール)。んー。看板(?)のみならず建物のつくりも同じなのだけれど、あの写真はどっちで撮られたものなんだ~~~???
わからないからとにかく両方で記念写真だっ!
記憶の限り、同じ格好をしたつもり同じ角度をむいたつもりになって、この場所にてはいポーズ♪
夜、ホテルに戻り写真と見比べてみたらぜーんぜん違う写真になっていたけれど、まぁそれはそれでいいってことで。(翌日同じツアーの人から「写真の写メ撮って持っていった」と聞き、そんな簡単なことに思い及ばなかった自分を後悔・・・)
正面の中正紀念堂で蔣介石と初対面。
脳裏に蘇るのは、映画『宋家の三姉妹』。(それかい!)
台北を楽しませていただいています。以後よろしくお願いいたします。
ふと天井を見上げると、中華民国の国旗の星がそこにありました。
どんよりとした曇り空がなんとなくこの場に合っているような気がして、しばらく広場をボーっと眺めていました。
その後、西門へと向かい、
偶像精品の店を冷やかしてみました。
どーせ6名様のものなんてありゃしないって、と思ってはいるものの、もしかしたら・・・なんて淡い期待も抱いちゃうのがファンの悲しい性。
過去の記憶を蘇らせつつ、見つけた店4~5軒に入ってみるものの、現実は前者のほう。そらそーだよねー。こういう店に来る子の年代を考えたら、ブイなんて置くより、HEY!SAY!JUMPだわなー。その他多めに置いてあるのは亀梨くん(KAT-TUNとしてではなく個人のものが多い)と、山P(こちらも個人のもの)と。あとは台湾アイドル飛輪海(ひりんかいに有らず!力士にあらず!)と。
なんの気はなしにポスターファイルをめくっていると、昨秋発売になったトニカミコンのDVDのポスターがひょっこり現れました。へー。なんでコレだけがー。店頭掲示用の宣材ポスターだからあんまり魅力ないと思うんだけどなぁ~。(笑)
冷やかしを充分に楽しんだらお腹がすいてきました。
そういえばお昼の時間をかなり過ぎている・・・。いかーん!
慌ててMRTに乗り込み、向かうは圓山駅。どーしても食べたかった魯肉飯を目指して
丸林魯肉飯へと向かいます。
駅からプリントアウトした地図を片手に歩きますが、んー。ここってホントになにもないところなのね。歴史のありそうなサッカー場が改修工事中で、資材や機材が置きっぱなしなっているのがちょっと不気味。
大通りに沿ってずんずんと歩きますが、なかなか店が見えてこなくて悲しくなってきました。こっちで合ってる?合ってるよね?
友人とふたり、エネルギー切れで無口になりながらも目的地を信じて歩く…。
そして、ようやく見えてきた店の看板に「あったー!」と素直な喜びの声をあげたのであります!
道路側、ガラス張りゆえ外からまる見えの席に席を確保すると、すぐに店員さんがやって来てくれました。
半セルフサービスの店で、おかず系はカフェテリアのごとくトレイを持って買いに行くのですが、メインの魯肉飯やスープ、ドリンクはオーダースタイルとのこと。クラルスさんや他のみなさんのブログでオーダーの仕方を下調べしておいてよかったわ~。いきなり飛び込んだんじゃうろたえちゃうわよね。
友とそれぞれ違うおかず3品をよそってもらって席に着くと、見計らったように魯肉飯とはまぐりのスープが登場しました。いただきまーす!!
まずスープをひとくち。
実は私、カキにあたったことがあるので、特に旅先での貝類には慎重になってしまうのですが、ちょっとためらいもありながらも頼んだこのスープ、こりゃたまらんぜよー!ためらいなんて数秒でなかったことにしたおいしさです!!
クリアスープは日本のおすましのようなのに、お出汁のうまみは何十倍?すごく濃厚で上品な味。塩はきっと整える程度にしか使っていないと思うのですが、しっかりはっきりしたお味に「当たったらどうしよう」なんて心配は数秒でどこかへすっ飛んでいました。
はまぐりスープ(メニューに「はまぐりスープ」って書いてあったのだけれど、見た感じあさりだよね…?笑)のあまりのおいしさにオロオロしてしまうほどでしたが、いかんいかん。メインは魯肉飯です!甘しょっぱさの中にしっかり八角の香りもまとった匂いに、ふんがーと大きく深呼吸していただきます! これまたおいしーっ!!
正直、目の前に登場したときには「そぼろ少なっ」と思ったのですが、ひとくち口にしてみると、しっかりとしょうゆ味を含んだそぼろの濃厚なことよ。挽き肉の一粒一粒にぎゅーっとうまみが凝縮されているみたい。なので、これくらいの量のそぼろでも充分にどんぶりご飯が堪能できてしまうのー。これは、あまりにおいしすぎる~。
あまりにおいしかったので帰国後ググってみたところ、なんでも研究を重ねた末、漢方をブレンドすることで今のおいししさにたどりついたとか。八角はしっかり感じたけれど、漢方臭さは一切なかったので、その仕事のていねいさがうかがえますねぇ。いい仕事してますねぇ。(感涙)
朝5時から動き回って、この食事を終えたのが夕方5時。ぐったりしていてもおかしくはない時間帯なのに(ここまで超寝不足だしなー)、この魯肉飯でまたまた力が湧いてきてしまいました。次は豆腐花…あ、台湾では「豆花」でしたか、を食べにいかないけません。だって、台北を楽しむタイムリミットは近づいてきているんだもの!
というわけで、國父紀念館方面へ移動開始です。今日の総移動距離はいったいどれくらいになるんだろう??
おかずの中では大根の入った卵焼きが絶品でした。ああ魯肉飯また食べたいよ~