初日のコンサート終了後、小巨蛋から吐き出される人並みに飲まれながらも、いいタイミングでタクシーを捕まえることができた私たちは、中山の京鼎樓へと向かいました。前回…といっても4年半前…に訪れたことがあったので、今回は違う店での小籠包を熱望していたのだけれど、コン終わりの時間に食べられる専門店ってココしかないみたいだったし。
台北で10時過ぎに食事をするって遅すぎるの?周辺のお店にもあまり人はいないようだし、京鼎樓にいたのもふた組のみ。あら、ちょっとさみしいわー。(香港はまだ宵の口って感じでどの店もワサワサしてる時間帯だから…)
とりあえずビール!ってな具合には決してならない下戸な私につき合ってくれた友人とお茶でブイに乾杯。さて、なに食べましょうか?
久しぶりにご対面な2品頼んでいいっすか?
空芯菜炒めと酸辣湯、唔該!
あ、ここはオーダーシートに記入式だから笑顔でよろしくでOKね。
え?ちゃんと作ってる?ってくらいのスピードで早々にテーブルに登場した2品。どんぶりになみなみと注がれた酸辣湯、青々としたツヤをたたえている空芯菜。おひさしぶりです!会いたかったよー!!
酸辣湯は黒胡椒の辛味が効いています。具がたくさん沈んでいるので、パッと見よりボリュームたっぷり。あらー。小籠包に至る前にお腹いっぱいになっちゃいそう~。
空芯菜は、清炒であっさり軽い塩味。やっぱり香港のものより茎の部分が細いよね?シャキシャキした食感も繊細な感じがします。おいしいなぁ。
メインの
小籠包。
…のはずが、小籠湯包が来ちゃいました。小粒の小籠包を別添えのスープに浸しながら食べるスタイルのものです。オーダーシートの記入間違えをしてしまったー。
でも、これはこれでおいしいから、ま、いっか。皮が薄いので、すぐにしっかりとした肉の味が口の中を駆けめぐってくれていい感じです。
ふと、気がつくといつのまにやら地下の席は満席。私たち、まねき猫ダック?
同士とお見受けする大型のバッグを持ったグループもいるし。もしかして、今店内にいる客は100%日本人じゃぁ…。夜遊びしたい日本人には便のいいお店なのね。
お腹がいっぱいになったあとは、マッサージ行かな!
食べてすぐのマッサージは良くないから、腹ごなしに歩きましょ。
クラルスさんに勧めてもらったマッサージ店は、グランド・フォルモサ・リージェント台北のすぐ近く。予約必須と聞いていたけれど、コン終わりの時間がわからなかったから電話していないのよね。とりあえず様子を見るだけでも行ってみる?
そんな感じで歩き始めたら、思ったよりかなり近くて10分もしないうちに到着してしまいました~。満腹でマッサージはさすがにまずかろう…と心配したけれど、そんな心配は無用でした。
先生不在で店のドアもがっちりロック! うむ。「予約」は確かに「必須」ですた…。
気持ちを切り替え、別のマッサージへ向かうべく外に出て、夜目に美しくライトアップされているリージェントを見上げる。
彼らは、どこの部屋に泊まっているんだろうねぇ。今、部屋にいるのかなぁ。
4年半前の台北は私もココに泊まっていたんだよね。部屋のあっちこっちに頬ずりしまくったっけなぁ…。(←ほぼ変態)
あ、この写真は翌日の朝撮ったものね。そこへ聞こえてきた複数女子の声。
ん? 出待ち、もしくは入り待ちしてる?
突然オタ心に火がついた私たち、行っちゃえ!行っちゃえ!とホテルエントランスへ向かう坂を上ります。
いるいるいっぱいいる~。
台湾女子に混じって日本女子も数名。
そっかー。みんな、こんな風に出待ちor入り待ちするんだー。へえええ!
端っこによけながら、我々もちょっと淡い期待を抱いて彼らを待ってみることにしました。出てくるんだか入るんだか、そんなことすらわからないけど…。(苦笑)
10分くらい待った頃でしょうか?
1台のワゴン車がメインエントランスの脇のドアに横付けされ、にわかにざわめき立つ台湾女子。でも、ほどなくホテルドアとワゴン車のドアの間を遮るように黒いパーテーションが置かれてしまいました。ふーん。こんな風に完全ガードされちゃうのね。さすが、ジャニ御用達ホテルだけあって手慣れているわー。
その直後、ちらっとだけ見えました。
黒、黒、黒、黒、黒、金確かに車に乗り込んだ頭の数は6つ。色も合ってる。それがブイなんだかダミーなんだかは頭先だけじゃよくわかんないけど、まぁ信じるものは救われるってことで!
とりあえず満足した(笑)私たちは、まだ居続ける台湾女子に別れを告げて、マッサージ店探しへと向かったのでした。
そうそう。この日、
香港明星 もリージェントに泊まっていたそうなんだけれど(小耳に挟んだ日本人おばさまの話)誰だったんでしょうね?
道ばたワンコとじゃれ合いながら、たどり着いたマッサージ店は薄暗い階段を上がった先にある古くさーい店。2階で受付を済ませたらさらに内階段を上がって3階のマッサージルームへと向かう形式になっています。
で、マッサージの部屋に到着して気がつきました。あ、ここ4年半前にも来てる!
なにかが呼ぶんでしょうかねぇ。今日は、4年半前に行ったところばかり巡ってしまっています。
フットマッサージ+ボディーマッサージのコースいっちょ頼みます!
足湯を終えてマッサージベッドに横になったところからすでに記憶無し!足ツボを押されてちょっと痛かったときに、ぴっ!となっただけで、あとはドロンドロンに溶けておりました。
そんなこんなでホテルに戻ったのが午前3時。シャワーを浴びて、ひとしきりのトークで盛り上がって気づけば午前4時半。明日、7時半モーニングコールだったよね…?
っていうか、私、今朝4時起きだったんですけど。
すでに
24時間以上起きてるんですけど!
そんなこんなで、翌日(時間的にはすでに当日なわけですが)「V6とのつどい」を控えているのにこの睡眠不足。
寝る前、目の下のクマさんはまだまだ淡くて可愛げのある存在でありましたが、3時間の睡眠を終えて鏡をみると、そこに現れたのは濃ゆーい親グマ。あああ。コンシーラーでもたちうちできまい。orz
マッサージのおかげで、短時間ながらも深くて質のいい睡眠だったから、身体の疲れは抜けているけれど、お年頃になると顔に映る「不摂生」はどーしようもないですな。わっはっは。
この日のためのSKⅡのパックを午前4時にするってーのは、えーと?どうなんだ?